2019/10/02 カテゴリ
よんでみた!
UXってなに?ユーザー体験って?ユーザー中心設計について知ってみよう
『UXリサーチの道具箱 イノベーションのための質的調査・分析』(オーム社)
UXとはユーザー・エクスペリエンス(ユーザー体験)のこと
みなさんは最近、自分の使用している製品やWEBサービスの運営会社から、「インタビューにご協力をお願いします」といったメールを受け取ったことはありませんか? 「ご協力者には、ギフトカードを差し上げます!」なんて言われると、金額によっては、けっこうぐらっと来ちゃったりして。
実はこのようなユーザインタビューは、いま多くの企業、とくにイノベーションを巻き起こそう! としているスタートアップ企業が、調査を通じて「ユーザー体験」を知ることを、とても大切にしている現れなんです。
「ユーザー体験」を英語で書くと「ユーザー・エクスペリエンス(User eXperience)」。タイトルである「UXリサーチ」はここから来ています。では、ユーザーの体験をいかにして知り、製品やサービスの改善に役立てることができるのでしょうか? 本書『UXリサーチの道具箱 イノベーションのための質的調査・分析』をつらぬくテーマは、まさにこれ。
実はこのようなユーザインタビューは、いま多くの企業、とくにイノベーションを巻き起こそう! としているスタートアップ企業が、調査を通じて「ユーザー体験」を知ることを、とても大切にしている現れなんです。
「ユーザー体験」を英語で書くと「ユーザー・エクスペリエンス(User eXperience)」。タイトルである「UXリサーチ」はここから来ています。では、ユーザーの体験をいかにして知り、製品やサービスの改善に役立てることができるのでしょうか? 本書『UXリサーチの道具箱 イノベーションのための質的調査・分析』をつらぬくテーマは、まさにこれ。
ユーザ中心設計で広く使われる手法を紹介!
「ユーザーインタビュー」「ペルソナ」「ジャーニーマップ」「価値提案キャンバス」……など。本書の章立て、ほぼそのままですが、どれもユーザー体験の「調査」をもとにサービスや製品を設計するという、「ユーザー(人間)中心設計」のフィールドにおいて生み出され、広くつかわれている手法です。
ユーザー調査の専門家である樽本 徹也先生が、私たちが身につけて役立つ、七つの手法を「道具箱」として本書にまとめています。私たち「みんデザ」もそうですが、実践的な学びをする人にとってとてもありがたいことは、その道具が生まれた経緯がどこにあって、誰がいいだしたものか。どこのどの本に書かれているのかが、きちんと紹介されていること。
ユーザー調査の専門家である樽本 徹也先生が、私たちが身につけて役立つ、七つの手法を「道具箱」として本書にまとめています。私たち「みんデザ」もそうですが、実践的な学びをする人にとってとてもありがたいことは、その道具が生まれた経緯がどこにあって、誰がいいだしたものか。どこのどの本に書かれているのかが、きちんと紹介されていること。
私自身がはじめて「ユーザー中心設計」を意識したのは「ペルソナ」がきっかけでした。広告やWEBサイトをつくる仕事では、メッセージを届けたい人の心理を考えます。自分では気づいてもいないけれど、かなえて欲しい要望のことを「消費者インサイト」と言います。ところがそうしたターゲットを、仮の人格をもった「ペルソナ」として語ることが、ちらほらと出てきたからです。たとえば、「ターゲットは20代後半の女性で、趣味はなんとかで~」というあれですね。
いつもそれを見て「気持ち悪い!」と思っていました。こっちの勝手な絵空事を、あたかも実在するものかのように扱うことの居心地の悪さ。ところが、この本には、「ペルソナ」とは本来ユーザー調査にもとづいて作られるもの、ときちんと書いてあります。自分が抵抗していたものの正体が、調査データに基づかない「偽ペルソナ」であると知って、道具の本来の使い方を知ることの大切さを学んだのです。
(ペルソナと偽ペルソナについては、樽本 先生のワークショップレポ「UXリサーチャー・樽本徹也さん(中編) 「人間中心設計とデザイン思考の違いって?」もご覧ください)
「ユーザー体験」とは何か、に興味があり、実践して役立てたいという人にはもちろん、もうバリバリ活用しているよ、という人にもおすすめします。自分が持っている知識と本書を照らし合わせて、チェックしてみましょう。きっと、新たな面白い発見がたくさんありますよ!
※実は、現在本書のプレゼントキャンペーンを実施しております!(お申し込み10月10日まで!)
ご希望されるかたはぜひ、下記のリンクからお申し込みくださいね!
>お申し込みはこちらから!
いつもそれを見て「気持ち悪い!」と思っていました。こっちの勝手な絵空事を、あたかも実在するものかのように扱うことの居心地の悪さ。ところが、この本には、「ペルソナ」とは本来ユーザー調査にもとづいて作られるもの、ときちんと書いてあります。自分が抵抗していたものの正体が、調査データに基づかない「偽ペルソナ」であると知って、道具の本来の使い方を知ることの大切さを学んだのです。
(ペルソナと偽ペルソナについては、樽本 先生のワークショップレポ「UXリサーチャー・樽本徹也さん(中編) 「人間中心設計とデザイン思考の違いって?」もご覧ください)
「ユーザー体験」とは何か、に興味があり、実践して役立てたいという人にはもちろん、もうバリバリ活用しているよ、という人にもおすすめします。自分が持っている知識と本書を照らし合わせて、チェックしてみましょう。きっと、新たな面白い発見がたくさんありますよ!
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