2020/12/08 カテゴリ
イベント
デザイン思考の“人間中心”とは? 長岡造形大学の「デザイン思考体験プログラム」で学んでみた! (第2回)
今回は、長岡造形大学の「デザイン思考体験プログラム」(全4回)、第2回の体験レポートをお届けします。
プロトタイプづくりに初挑戦!
そうそう! 第1回のプログラム終了時に、板垣先生から宿題が出ていました。
宿題は、「サイフに必要な3つの要素を満たすサイフのアイデアを考え、プロトタイプをつくる」というもの。 【サイフに必要な3つの要素】については、前回のグループワークで話し合い、最終的には以下の3つに決まりました。
【サイフに必要な3つの要素と機能】
① 素材・質感
② お札が折れない機能or構造
③ 安全性・安心できる機能or構造
さらに、プロトタイプを製作する際に使ってもよい材料や道具は、①コピー用紙、②ハサミ、③カッター、④マスキングテープ、⑤ホッチキスの5つだけ。どれも家にあるものばかりですが、コピー用紙でサイフをつくるのは初めての体験! 試行錯誤を繰り返しました……。
まずは、②お札が折れない機能or構造という要素を満たすために、長財布をつくることに決めました。次に、③安全性・安心できる機能or構造を意識して、ラウンドファスナーで中身が出ないようなデザインを考え、①素材・質感は、手にフィットしやすく、しっかりした皮素材をイメージしました。
簡単なアイデアスケッチを描いた後、さっそくコピー用紙を使ってプロトタイプをつくりました。これは、【デザイン思考の5つのステップ】のStep3[発想・想像]と Step4[プロトタイプ]ですね! 宿題でもしっかりとデザイン思考が体験できています。さすが、板垣先生!
完成したプロトタイプに、本物の硬貨やお札、カードを入れて、使い心地も確認しました。ところが、長さを測らずに感覚的につくってしまったため、完成すると大きさがイメージと少し違うような……。うーん、難しい。
宿題は、「サイフに必要な3つの要素を満たすサイフのアイデアを考え、プロトタイプをつくる」というもの。 【サイフに必要な3つの要素】については、前回のグループワークで話し合い、最終的には以下の3つに決まりました。
【サイフに必要な3つの要素と機能】
① 素材・質感
② お札が折れない機能or構造
③ 安全性・安心できる機能or構造
さらに、プロトタイプを製作する際に使ってもよい材料や道具は、①コピー用紙、②ハサミ、③カッター、④マスキングテープ、⑤ホッチキスの5つだけ。どれも家にあるものばかりですが、コピー用紙でサイフをつくるのは初めての体験! 試行錯誤を繰り返しました……。
まずは、②お札が折れない機能or構造という要素を満たすために、長財布をつくることに決めました。次に、③安全性・安心できる機能or構造を意識して、ラウンドファスナーで中身が出ないようなデザインを考え、①素材・質感は、手にフィットしやすく、しっかりした皮素材をイメージしました。
簡単なアイデアスケッチを描いた後、さっそくコピー用紙を使ってプロトタイプをつくりました。これは、【デザイン思考の5つのステップ】のStep3[発想・想像]と Step4[プロトタイプ]ですね! 宿題でもしっかりとデザイン思考が体験できています。さすが、板垣先生!
完成したプロトタイプに、本物の硬貨やお札、カードを入れて、使い心地も確認しました。ところが、長さを測らずに感覚的につくってしまったため、完成すると大きさがイメージと少し違うような……。うーん、難しい。
そこで、もう少し小さく、さらに丈夫な素材感が伝わるように改善してみました。こちらの方が手にもフィットするし、丈夫そうで安心感があります。ラウンドファスナーを開けた内側の収納についても安全・安心を意識して、カードがバラバラにならずしっかり保管できるように工夫をしました。
ようやくプロトタイプの完成です! 実際に硬貨やお札を入れて使ってみたことで、【デザイン思考の5つのステップ】のStep5[テスト]も体験できました! 手を動かすことで新たな発見がたくさんあり、楽しくつくることができました。
みんなでプロトタイプをつくってみよう!
前置きが長くなりましたが……。ここから第2回のプログラムのスタートです!
それぞれが宿題で考えたプロトタイプのつくり方を順番に説明し、参加者全員で他の人の考えたプロトタイプを一緒に再現していきます。【デザイン思考の5つのステップ】のStep4[プロトタイプ]を、みんなで体験することができました。
今回のプログラム参加者は、JUNさん、ハチさん、筆者の3名。まずは、JUNさんがつくり方を説明してくださいました。
それぞれが宿題で考えたプロトタイプのつくり方を順番に説明し、参加者全員で他の人の考えたプロトタイプを一緒に再現していきます。【デザイン思考の5つのステップ】のStep4[プロトタイプ]を、みんなで体験することができました。
今回のプログラム参加者は、JUNさん、ハチさん、筆者の3名。まずは、JUNさんがつくり方を説明してくださいました。
山折り・谷折りなど、わかりやすい言葉を使ってくださり、参加者それぞれの進捗具合についても、丁寧に確認してくださったので、対面ではなくオンラインでも、同じプロトタイプが完成しました!
次は、ハチさんです。
次は、ハチさんです。
そして、最後は筆者です。
少し時間はかかりましたが、オンラインでも無事に3名全員のプロトタイプが完成しました!
実際に手を動かしてつくってみることで、お互いのデザインの違いがよく理解できました。それぞれ【サイフに必要な3つの要素】を満たしてはいるものの、完成したプロトタイプは全く違うデザインになりました。
実際に手を動かしてつくってみることで、お互いのデザインの違いがよく理解できました。それぞれ【サイフに必要な3つの要素】を満たしてはいるものの、完成したプロトタイプは全く違うデザインになりました。