2019/10/24 カテゴリ
きいてみた!
明日から使える!〜会議で対話がうまれる「ラクガキ」の秘訣を聞きました!
デザイン思考の「共創」を、より楽しく活性化するツールのひとつとして、「ラクガキ」があるのはご存じですか? 今回は「ラクガキ」を、ビジネスに活用している人たちがいるということで、お話を伺ってきました!
目次
編集部:なるほど。クライアントとの対話から本質的なニーズを捉え、グラレコに留まらない「場づくり」の提案をされているんですね。一緒にブラッシュアップしてくれたら、クライアントさんとしても、とても心強いですね!
ちなみに、ちょっと気になるのでついでにお伺いしちゃいますが、これだけの規模の外部イベントをされていると、社内でもかなり注目されると思うのですが、立ち位置といいますか、富士通さんの中では、どんな存在なんでしょうか??
タムカイ:うん、異端。笑笑
かすみ:ですね。笑(一同:ですよね。笑)
ちなみに、ちょっと気になるのでついでにお伺いしちゃいますが、これだけの規模の外部イベントをされていると、社内でもかなり注目されると思うのですが、立ち位置といいますか、富士通さんの中では、どんな存在なんでしょうか??
タムカイ:うん、異端。笑笑
かすみ:ですね。笑(一同:ですよね。笑)
タムカイ:会社という組織は、組織である以上、やるやらないを選べない、決められないことも多いですよね。売上も追求しなくてはいけないですし。どうしても、そっちが正義になる。
一方、僕らの活動は、売上追求をしなくてもいい分やりたいことに全力をだせますし、その結果がポートフォリオとしてまとまっていく。あとは案件がくると、担当するメンバーに権限委譲するような構造になっています。最近よく耳にする「ティール組織(※)」に似ていますね。興味ある人間にやってもらえばいいし、本人のやりたいこと、を意識して活動しています。
社内外の仕事はちゃんと線引きしてやっていますが、本業に戻ったときに、明らかに成長具合が違ってきていて、「あそこに関わっているやつらはいい感じだぞ」という評価は感じています。
(※ティール組織:従来のビラミッド型組織とは大きく異なり、全員が主体性を持ちフラットに協力しあいながら社会に価値を提供する、独自の組織構造や文化を持つ次世代型組織モデルのこと)
かすみ:メンバーも厳選していて、安心して任せられるか、モチベーションが高いかをしっかり判断しているので、居心地がよく、成長し合えるなと感じますね。
編集部:なるほど。常に成長し合える関係性が、本業にも良い効果をもたらしているんですね。それって、私たちのいう「実践コミュニティ」かもしれませんね!
タムカイ:デザイン思考をする上でも、やってみないとわからないところもあるじゃないですか。そういう意味で、「グラフィックカタリスト・ビオトープ」は、実験の場、プロトタイプだと考えて活動しています。
一方、僕らの活動は、売上追求をしなくてもいい分やりたいことに全力をだせますし、その結果がポートフォリオとしてまとまっていく。あとは案件がくると、担当するメンバーに権限委譲するような構造になっています。最近よく耳にする「ティール組織(※)」に似ていますね。興味ある人間にやってもらえばいいし、本人のやりたいこと、を意識して活動しています。
社内外の仕事はちゃんと線引きしてやっていますが、本業に戻ったときに、明らかに成長具合が違ってきていて、「あそこに関わっているやつらはいい感じだぞ」という評価は感じています。
(※ティール組織:従来のビラミッド型組織とは大きく異なり、全員が主体性を持ちフラットに協力しあいながら社会に価値を提供する、独自の組織構造や文化を持つ次世代型組織モデルのこと)
かすみ:メンバーも厳選していて、安心して任せられるか、モチベーションが高いかをしっかり判断しているので、居心地がよく、成長し合えるなと感じますね。
編集部:なるほど。常に成長し合える関係性が、本業にも良い効果をもたらしているんですね。それって、私たちのいう「実践コミュニティ」かもしれませんね!
タムカイ:デザイン思考をする上でも、やってみないとわからないところもあるじゃないですか。そういう意味で、「グラフィックカタリスト・ビオトープ」は、実験の場、プロトタイプだと考えて活動しています。
最後に「すぐに使える、目からウロコ!のラクガキの秘訣」も教えてもらいました!
編集部:最後に、美大とか出ていなくても、やってみようかな! と思ったとして、すぐにイラストが描ける簡単な方法などがあれば、教えていただきたいのですが……
かすみ:エモグラフィですかね。
編集部:え! あるんですか⁉︎(ほぼ、ムチャぶりと思っていた編集部)
タムカイ:うん、ありますよ。誰でも簡単に「5×5×4=100通りの表情パターン」がすぐに作れる「エモグラフィ®︎」というのを開発しました。
かすみ:エモグラフィですかね。
編集部:え! あるんですか⁉︎(ほぼ、ムチャぶりと思っていた編集部)
タムカイ:うん、ありますよ。誰でも簡単に「5×5×4=100通りの表情パターン」がすぐに作れる「エモグラフィ®︎」というのを開発しました。
タムカイ:「口」と「目」が、5パターン。それに、4パターンの「眉毛」を組み合わせることで、100通りの表情が簡単に描けるんです。口を入れ替えると……ほら、然違う表情になるでしょ?
編集部:本当だ! すごい、エモグラフィ! なぜ作ろうと思いついたんですか?
タムカイ:みんなが、何が描けたらうれしいかな?と考えた時に「顔だな」と思いついたんです。脳は人の顔にとても敏感なのですが、丸が3つあると顔に見えるシミュラクラ現象というのがあって、これが心霊写真の正体とも言われたりして、さらにそこに表情があると、脳は勝手にどんな表情か読もうとする。表情を一瞬で認識できるんですよ。
それと、今って何かと早く正解を出す教育をされてきていますよね。でも、本当に大事なのは、「正解」ではなく「解釈」だと思うんです。「なんで怒っているんだろう?」と考えることこそ、大事ですよね。
編集部:ユーザーの感情に焦点を当てること。まさに、ユーザビリティ、UXデザインですね。
タムカイ:先ほど、かすみんが「パワポの資料で抜けていたのは、感情だと思う」と言っていましたが、テキストの議事録が読むのがつらいのは、感情が伝わりづらいからなんです。それを一瞬で伝えたり、補完できるのがイラストです。LINEスタンプなども、そういう補完機能だろうなと思います。ちなみに、鼻を入れると違う人になりますよ。
タムカイ:みんなが、何が描けたらうれしいかな?と考えた時に「顔だな」と思いついたんです。脳は人の顔にとても敏感なのですが、丸が3つあると顔に見えるシミュラクラ現象というのがあって、これが心霊写真の正体とも言われたりして、さらにそこに表情があると、脳は勝手にどんな表情か読もうとする。表情を一瞬で認識できるんですよ。
それと、今って何かと早く正解を出す教育をされてきていますよね。でも、本当に大事なのは、「正解」ではなく「解釈」だと思うんです。「なんで怒っているんだろう?」と考えることこそ、大事ですよね。
編集部:ユーザーの感情に焦点を当てること。まさに、ユーザビリティ、UXデザインですね。
タムカイ:先ほど、かすみんが「パワポの資料で抜けていたのは、感情だと思う」と言っていましたが、テキストの議事録が読むのがつらいのは、感情が伝わりづらいからなんです。それを一瞬で伝えたり、補完できるのがイラストです。LINEスタンプなども、そういう補完機能だろうなと思います。ちなみに、鼻を入れると違う人になりますよ。
編集部:なるほど〜!!(編集部一同、納得のうなずき)
これなら、私でもできる気がします。早速練習して、明日からやってみたいと思います! 今日はとても貴重なお話をお伺いでき、私たちも勉強になりました。
お忙しい中、ありがとうございました!
ーータムカイさんが開発した「エモグラフィ®︎」はこちら
組み合わせたら100通りの表情がすぐにできちゃいますよ! さぁ、早速みんなで練習しよう!
これなら、私でもできる気がします。早速練習して、明日からやってみたいと思います! 今日はとても貴重なお話をお伺いでき、私たちも勉強になりました。
お忙しい中、ありがとうございました!
ーータムカイさんが開発した「エモグラフィ®︎」はこちら
組み合わせたら100通りの表情がすぐにできちゃいますよ! さぁ、早速みんなで練習しよう!
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