2019/12/18 カテゴリ
やってみた!
みんなでつくるミッション経営〜組織開発をデザイン思考で考えてみた!(後編)
組織開発にデザイン思考のワークショップを使うと、どうなる? 未来を担う次世代リーダーの育成をデザイン思考でお手伝いするシリーズ、後編をお届けします。
目次
- 「みんなでつくるミッション経営」研修(後編)スタート!
- 管理職じゃなくてもやろう!“みんなで”リーダーシップ
- ワーク2 突然ですがゲーム開始!チームに分かれて紙タワー作り競争の始まり!
- みんなできてた? 目標共有・率先垂範・同僚支援。紙タワーでのチームワークを振り返る
- ワーク3 参加型評価〜ロジックモデル(戦略)をつくろう!
- ①会社が目指すゴールを考えよう!(プログラムゴール)
- ② 実現するための具体的な目的を考えよう!(中間アウトカム)
- ③ 目的を達成するための活動を考えよう!(具体的な活動とその結果)
- ワーク4 明日からなにやる?〜自分自身の活動に落とし込もう!
- ふり返り〜参加した社員の皆さんの感想をシェア
皆さん、ちゃんと小さなリーダーシップの3要素を自然と実践していますね! そして共通して出ていたのは「やる前から批判しない」という意見。
そこで竹丸から、「チームで仕事をする時はどうでしょうか? もしかしたら、やる前から部下にストップをかけたりしていませんか?」と投げかけが。
そこで竹丸から、「チームで仕事をする時はどうでしょうか? もしかしたら、やる前から部下にストップをかけたりしていませんか?」と投げかけが。
それからもうひとつ、「関係性の質」について。
「チームを作るときに一番最初にやってほしいことは、『チームの関係性の質を見る』こと。「『結果を出せよ!』が先になると、問題が起きたときに、負のループに陥っていきやすい」という話がありました。
こんなイメージ。
(負のループ)関係性がよくない → 結果が出ない → 関係がどんどん悪くなる → さらに結果が出ない ……負の連鎖
うまくいかないときは「リーダーシップ最小3要素」のどれかが欠けている状態。そんなときは、振り返って改善していきましょう!
例:困っているのに全然助けてあげなかったな。→ 変える(同僚支援) → 関係性が変わる→ プロジェクトがうまく回り始める
「チームを作るときに一番最初にやってほしいことは、『チームの関係性の質を見る』こと。「『結果を出せよ!』が先になると、問題が起きたときに、負のループに陥っていきやすい」という話がありました。
こんなイメージ。
(負のループ)関係性がよくない → 結果が出ない → 関係がどんどん悪くなる → さらに結果が出ない ……負の連鎖
うまくいかないときは「リーダーシップ最小3要素」のどれかが欠けている状態。そんなときは、振り返って改善していきましょう!
例:困っているのに全然助けてあげなかったな。→ 変える(同僚支援) → 関係性が変わる→ プロジェクトがうまく回り始める
皆さん、自分らしいリーダーシップは見つけられたかな?
次は、みんなでロジックモデル(戦略)をつくりますよ。それぞれのリーダーシップを発揮しながら、率先垂範と同僚支援でよろしくお願いします!
次は、みんなでロジックモデル(戦略)をつくりますよ。それぞれのリーダーシップを発揮しながら、率先垂範と同僚支援でよろしくお願いします!
◆ワークショップデザイナーより、ワークの狙いとポイント
紙タワー、盛り上がっていましたね。偶然にもメンバー構成が、全員営業チーム、営業+技術チーム、全員技術チームというグループになって、部署の特徴が見えていたのも盛り上がったポイントですね。やはり仕事のやり方や雰囲気は出てしまうものなのです。その特徴をうまく生かしたところもチームビルディングに効果的でした。
チームの中で、それぞれがリーダーシップを発揮しやすい状態に自然となっていました。振り返りの中から「やる前に批判しない」というワードが出てきたのは、さすが次世代リーダーたちです。
この紙タワーワークは、チームが目標に向かって活動する時に、どのようにふるまうかということが如実に出るワークです。今回はリーダーシップという切り口で考察してみました。
ワーク3 参加型評価〜ロジックモデル(戦略)をつくろう!
さあ、いよいよみんなで、ロジックモデル(戦略)をつくっていきましょう!
前半の対話の中で、山際氏から「自分たちの商品が広がるとき、世の中がどうよくなるか、というところまで日頃の会話で出ていますか?」という問いかけがありました。これを可視化できるロジックモデル(戦略)を作っていきますよ!
「プロジェクトを回すときに、“社会にとってどんな価値があるか” を評価(=改善活動)していくこと。この仕事はなぜ必要なのか? その評価軸を自分たちが持っていると、とても大きな強みですよ」と竹丸。
前半の対話の中で、山際氏から「自分たちの商品が広がるとき、世の中がどうよくなるか、というところまで日頃の会話で出ていますか?」という問いかけがありました。これを可視化できるロジックモデル(戦略)を作っていきますよ!
「プロジェクトを回すときに、“社会にとってどんな価値があるか” を評価(=改善活動)していくこと。この仕事はなぜ必要なのか? その評価軸を自分たちが持っていると、とても大きな強みですよ」と竹丸。
「社会に役立っている」と実感できると働くモチベーションも上がるし、改善活動で対話も生まれ、組織内のコミュニケーションも促進されそうですね!
今回、みんなで考えるロジックモデルはこちら
今回、みんなで考えるロジックモデルはこちら
①プログラムゴール(最終アウトカム)、②ゴールを達成するための具体的目的(中間アウトカム)、③目的を達成するための活動(活動とその結果)の3段階で考えますよ!(※アウトカム=結果、成果)
ロジックモデルは、あくまで検証する評価の一例なので、変わってもOK! 5年も使ったら使いすぎなのだそう。
ルールは、「出た時点で、みんなの意見ととらえる」こと。
「間違いはないです。ここに出てくるものが答えだと思っているので。出た時点で、みんなの意見です。誰の意見とかではなく。ではやってみましょう!」
ーーここからは、会社の方針等の話になるのであまり具体的には書けませんが、ワークショップの流れや雰囲気をお楽しみください!
ロジックモデルは、あくまで検証する評価の一例なので、変わってもOK! 5年も使ったら使いすぎなのだそう。
ルールは、「出た時点で、みんなの意見ととらえる」こと。
「間違いはないです。ここに出てくるものが答えだと思っているので。出た時点で、みんなの意見です。誰の意見とかではなく。ではやってみましょう!」
ーーここからは、会社の方針等の話になるのであまり具体的には書けませんが、ワークショップの流れや雰囲気をお楽しみください!
①会社が目指すゴールを考えよう!(プログラムゴール)
まずは、前半で掘り下げた「会社のミッション」をベースに、①プログラムゴール(最終アウトカム)として、会社が目指すゴールを考えていきます!
シムトップスさんの3つの理念。
役に立つことができる
貢献することができる
喜んでいただくことができる
(製品とサービスを提供することを目指しています)
シムトップスさんの3つの理念。
役に立つことができる
貢献することができる
喜んでいただくことができる
(製品とサービスを提供することを目指しています)