2019/09/01  カテゴリ 

やってみた!

「第1回みんなのデザイン思考」開催レポート

2019年5月15日に初めて開催した、みんデザワークショップ! その様子をお伝えします。

ブレストってれっきとしたアイデア出しの手法。ちゃんとした方法があるんです。今回は「ちゃんとしたブレスト」をやってみよう!
【ブレストのルール】
・どんどん出す。質より量!
・他の人のアイデアに否定やコメントはせず、とにかく「いいね〜」って言う
・声に出して読み上げる
ファシリテーターから出されたブレストのテーマはこちら!
「世の中のめんどくさいことを探せ!」
生活していてめんどくさいこと、たくさんありますよね?
何も考えず、思いついたものを付箋に書いて行きましょう!
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スピード感を持ってバンバン出す!どんなにつまらない(笑)アイデアでも、みんなで「いいねー!」と言い合います!これブレストの超大事なルールだよ!だんだんテンション上がってくるよ!
やってみるとわかるのが、みんなそれぞれ思いつくものが違うということ。
「食器洗い」「車の運転」という生活関連のめんどくさいことを挙げる人もいれば、「クレーム対応」「営業電話」みたいに仕事関連を書く人も。本当にバラバラです。
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ワークショップをやる一番の意味がこういうところなのですが、ひとつのテーマや物事でも、人それぞれ見方が違うんですよね。
インドで古くから伝わるお話に、『群盲象を評す』というものがあります。盲目の人たちがそれぞれ象の体や鼻、牙を触り、象について話し合うというもの。「物事や人物の一部、ないしは一面だけを理解して、すべて理解したと錯覚してしまう」ことの例えとして、世界中で引用されています。
テクノロジーが発達して、世の中のことがひとつの正解では片付かなくなった現代だからこそ発明された、「共創」という考え方。バックグラウンドや考え方が違うメンバーで集まり、出たアイディアを練り練りしていきましょう!
さて、ブレストしている「めんどくさいこと」は、そのうち「子ども」「旦那」「嫁」「前嫁」とか、もはや家族全員揃い出し、さらに「この付箋を貼ること」みたいなものも出てきました…。
「めんどくさいことばっかり考えていたら何もかもめんどくさくなってきました。帰っていいですか?」と言い出す参加者も(笑)。まだ帰らないでー!!
◆ワークショップデザイナーより、ワークの狙いとポイント
ブレストで自分の意見や考えを発散させきります。一旦出し切ったかな?と思ってからの一押しの時間が大事。「え〜、もうないなあ」というところから、“質より量”という負荷で出てくるアイディアがみなさん絶妙です。ブレストという型を決めることが一見窮屈そうに見えますが、実はその型が自由に発想できるしかけとして働きます。

ブレストで出たアイディアをグループ化しよう!

各グループ、たくさんめんどくさいことが出ましたね!
お次は出た付箋をグループ化する作業です。
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